プードルTちゃんの歯科耳定期検診&治療
8歳のプードルTちゃん!
毎年春に歯周病と耳の定期ケアをしています。
おうちではお姉ちゃんが「歯磨き係」とのこと。
「Tちゃん歯磨きするよ!」というと、寝てても洗面所の前にトコトコ歩いてくるそうです。
お姉ちゃんもTちゃんもスゴイです!
2キロチョイのオチビちゃんでお口が小さいので、歯ブラシを届かせるのも難しいのに…
前歯も奥歯もバッチり歯石はありません!
歯石が無ければ、歯周病にならないのでは?と考えがちですが…
歯石の有りなしでは歯周病かどうかは人間でもわかりません。
歯の根が深く、顎や頭の骨が人より弱い犬猫は、さらに見ただけではわからないのです。
歯周病の原因は歯石ではなく歯周病菌です。
歯の裏側やガタガタした歯の間は要注意!
でもTちゃんは今回も歯周ポケットはほぼありませんでした。
同時に耳のオトスコープ検査もします。
子犬の頃から顔を痒がっていたTちゃん。
アレルギーの検査をしてお薬も飲んでいたのですが、耳を治療するようになってからアレルギーの薬はすっかり不要になりました。
チョビちゃんその後…①
スキンケアで来院しているチョビちゃん。
先日耳のオトスコープもやって…
現在の皮膚の状態をご紹介します!
こんなにキレイになりました!!
ちなみに以前はこの状態。
足の甲です。
同じ部位とは思えませんね。
耳はずっと聞こえていませんでしたが、先日のオトスコープ後、聞こえてる様子と飼い主さんが喜んでくれました。
オトスコープで菌や汚れの塊を洗浄した時、鼓膜が出てきたので、もしかしたら聞こえ出すかもと思っていたので本当に良かったです。
チョビちゃんのスキンケア
チョビちゃんです。
皮ふがただれています。
これは足の甲の部分。(裏=肉球部分ではありません!)
まずは余計な塗り薬などせず、薬用シャンプーや保湿でスキンケアをします。
すると数日後…
かなり良くなりました。
そして耳のオトスコープと歯のケアも始めます。
耳の中の皮ふも荒れて腫れています。
歯周病もみられるので深くなった歯周ポケットを掃除します。
チョビちゃんお疲れ様。
これからもいろんな方向からケアして、弱った皮ふを回復させていきましょうね!